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ジオサプライ合同会社
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雑草対策としては、いろんな方法が試されています。
「草刈」「除草剤」「アスファルト・コンクリート舗装」「防草シート」「砂利を敷く」など、効果的な方法を求めて、一番効果的なものは何かの検証が始まっております。
左の写真は、20,000㎡を超える広大な敷地をジオロックで土を防草処理した例です。
この場所には、これから太陽光パネルが設置されます。
ジオロックは、もともと酸化マグネシウム系土舗装固化材「ジオベスト」20kg入りのものをトンパックで販売している防草処理用固化材です。
ジオベストは発売してから10年以上が経過し、さまざまな場所で利用していただき、防草効果が実証されております。
ジオベストの防草処理効果は、施工後10年を経過した現在も、まったく雑草が生えてない状態を見ることができます。多分、このままいくと20年間何もしなくても雑草が生える心配がいらないものと予想できます。
しかし、ジオベストとの混合不良や除草・除根が十分ではなく、部分的に雑草が生えてしまっている施工場所も見ることがあります。そういう意味では防草効果は100%ではありませんが、概ね防草効果は発揮できています。
太陽光パネルは設置角度によっては、台風などの強風で太陽光パネルがあおられ、破損する心配があります。
よって、その対策として、パネルを地面に近い位置に設置するケースが多くなっています。それは強風対策だけではなく、パネルの影を作らないためという理由でもあります。
しかし、そうすると、やはり雑草対策が欠かせません。
雑草対策は、背丈の高い雑草により遮られることによる発電量の低下、雑草の刈り取り作業中の飛び石によるソーラーパネルの破損や配線の切断、雑草を放置することで害虫の発生源となるなどのリスクを避けるための対策でもあります。
メガソーラーの雑草対策は、コストパフォーマンスを考えた上で長期的な運用を考えていく必要があります。後から対策するとなると思わぬコストがかかってしまう可能性もありますので、ジオロックによる防草対策をぜひともご検討をいただきたいと思います。
メガソーラーだけでなく、写真のような道路予定地といった遊休地の防草対策にも使用できます。
雑草が成長する養分の代表的なものには、窒素・リン・カリウムなどがありますが、これらの栄養分がすべて植物に吸収されているかというと、そうではありません。
例えばリンについてみると、大半は植物が吸収できないリンであり、ごく一部のリンが雑草に栄養素として吸収されているに過ぎません。
ジオロックは、このように、植物に吸収されるその一部の栄養分を、吸収できないものに変える働きをするのであって、薬剤で枯らしているわけではありません。よって、雑草と一緒に微生物をも殺すわけではないので、田んぼの畦道にも使用できるわけです。
これは土壌汚染の代表的な重金属類(六価クロムやヒ素など)を不溶化してリサイクルする技術が、植物に対しても同じ働きかけ(不溶化)をすることから、防草対策にも利用しているに過ぎません。
一方、土の粒子同士を固めることで防草対策を施した表層(5~10cm)の下から伸びてくる植物の発芽や、地上の雑草の種子が根付くことを阻止しています。
雑草が生えて欲しくない場所は、メガソーラー敷地だけでなく、街中の空き地や庭、植栽帯、中央分離帯、墓地など、思い当たる場所はたくさんあります。
主成分が肥料と同じ酸化マグネシウムなので、安心してご利用いただけます。
左は、施工後1年目の写真です。
施工当時と、ほとんど変わっておりません。
左は、施工後3年になります。
敷地の下層には排水設備がないため、排水が悪い場所にはカビが見られます。ジオロックにはカビを発生させない薬品が含まれておりませんので、気になる場合、別途対策が必要になります。
左は施工後3年半です。
防草対策を行った場所からは、雑草がほとんど見られませんが、フェンスの下からのみ雑草が生えています。
ジオロックは、メガソーラーの敷地といった広い面積の場所でご使用いただいておりますが、メガソーラー以外の防草対策にもご使用いただけます。2015年4月22日(水)の中建日報にて紹介されました。
当初は、真砂土のままでもきれいなので満足してしまいますが、雑草が生えてくると草刈りが大変になります。真砂土を敷いた時に雑草対策をしておけば、長期的に防草のことを考えなくてもすみます。
また、敷地をどのような形で利用していくにしても、ジオロックで固めた敷地は、固化材の主成分が酸化マグネシウムなので、建設廃材にはならず、残土として再利用できることから、処分する費用のことまで考える必要がありません。
そして、草刈りの費用に比べたら数年で元が取れます。
防草対策費用は、広い面積になるほどコストパフォーマンスが高くなりますので、実際にどのくらいかかるかお問合せいただければと存じます。
施工方法は、グラウンドの整備方法と同じです。
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混合する土に対する配合比を決めます。
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酸化マグネシウム系固化材「ジオロック」は目的・用途に応じて、土の質量に対して5%~10%程度の範囲で使用します。
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下地の整地、不陸整正を行います。
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真砂土等の混合する土を搬入します。もしくは、現地の土を使用する場合、土の集積を行います。
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ジオロックを搬入します。ジオロックは1トンフレコンバッグで納品します。
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使用する土の単位当たりの重量を測定します。
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使用する土の体積を測定します。
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使用する土とジオロックを混合(バックホゥを使用)します。
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混合した舗装材を2トントラック等で運びます。
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ブルドーザーで敷き均します。
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搭乗式振動ローラーで転圧します。
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散水を行います。
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完成です。
※ご不明な点があれば、お問い合わせください。
ジオロックは酸化マグネシウムを主成分としており、重金属類を含まない、弱アルカリ性の固化材です。
よって、安全性を重視した場所でのご使用に適しています。
左の写真は、2016年3月、多目的な運動をする場所として遊休地の活用が図られようとしています。
固化材の特長としては、現地にある土壌とジオロックを混合・転圧することで土粒子の団結化により透水性を向上させ、雨水を浸透しやすくするだけでなく、固化することで泥濘化を防ぎます。
特に、ジオロックの防草メカニズムは、下記の理由で雑草を抑止できるという特長があります。
●3つの雑草防止のポイント
1.土壌の固化・・・土壌を固化することでジオロッ
クで改良した土壌の㈱からの雑草を抑えます。
2. 養分の不溶化・・・植物に必要な養分を不溶化することで、雑草の発芽を抑えます。
3. 長期抑止・・・炭酸化に至るまで、長期間安定した状態を維持できますので、防草効果が長く維持できます。
左の写真は、施工後2年です。