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ジオサプライ合同会社
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時代劇を撮影するには欠かせない「東映太秦映画村」、
弥生時代を再現する「吉野ヶ里遺跡歴史公園」、
弊社のジオベストが使われている香川県の宗吉瓦窯跡「宗吉かわらの里展示館」や
古い町並みを再現する「房総のむら」などには土舗装が欠かせません。
左の写真「房総のむら」は、参加体験型の博物館として昭和61年4月1日に開館しました。
ここには商家の町並みを再現した通りがあります。
景観を最も重視しているので、江戸時代を再現する土舗装の材料としてジオベストが使用されています。
ジオベストは現地の土と混ぜて固めます。
つまり、ジオベストは、別の場所から土を運んでこなくても、その土地本来の土を使って固めることができるので、景観を崩さず、江戸時代の再現性が高いだけでなく、弱アルカリ性の酸化マグネシウムを主成分とした固化材なので自然の生態系を崩しません。
生物多様性からの観点からもお奨めの土舗装固化材です。
自然を満喫できる海辺の公園が海浜公園であり、日本の各地にあります。
「ジオベスト」は、園路や広場の真砂土舗装をする以外に用途はたくさんありますが、海辺の砂と海水を使って固化材であるジオベストで固めることができるのはジオベストの大きな特長です。
土舗装とはいってもさまざまで、コンクリートにみえる土舗装もありますが、「土」本来の弾力性があり、自然と一体感が出せる土舗装は、ジオベストならではのものです。
景観舗装だけでなく、海浜公園のキャンプ場や安全で快適なビーチづくりにも向いています。
例えば、砂浜に飛び出している危険な岩を、海砂と海水にジオベストを加えて岩を覆い固めることで安全な海浜公園にしたり、左の写真のように、風情のある海浜公園づくりにも取り組んでいます。
土舗装といえば園路と言われるぐらいに、土系舗装の代表です。
園路とは、公園や庭園の中の道のことですが、園路を土系舗装にすることは、来園されている皆さんに安全で快適な歩行性を確保するとともに、親しみ、潤い、あるいは躍動感を感じさせるアメニティを与えることができます。それには、適度な弾力性、滑り抵抗性、路面の透水性を考慮した舗装構成が必要になります。
ジオベストを使用した園路の特徴は、土の風合いを活かした高い景観性にあります。
それは、土と土を結びつける結合剤として酸化マグネシウムを主成分とした固化材を使用しているからです。よって、特殊な構造の場合以外目地を入れなくても、通常、乾燥収縮によるひび割れやクラックが起きません。※土の含水比が適正以上に多い場合は、乾燥収縮によるひび割れやクラックが発生する可能性があります。
また、酸化マグネシウムによる不溶化で、植物が根から養分を取れなくすることで雑草が生えるのを防止します。
さらに、固化材が弱アルカリ性であるため、人・動物・昆虫・植物に対して無害、六価クロム等の重金属類を含まないことから、公共の施設の園路や遊歩道で多く利用されています。
最近、雨天でも使用できる屋根付き運動公園や多目的広場を多く見かけるようになりました。
表層は、真砂土のままの使用でも構いませんが、真砂土は花崗岩が風化した土なので、もろく崩れやすいため、柔らかい表面を常に均一に保つための整備が欠かせません。
よって、用途に応じて、ジオベストで適度な硬さに締め固め、天然の土壌が持つ弾力性を持たせた多目的に使える広場に変えることをお勧めします。土系舗装で土の粒を団結化することによって、土埃を防ぎ、安全で快適なアメニティが確保できます。
計画にあたっては、広場が良好な状態を維持できるように、広場の周囲からの水の流入や屋根からの雨水が直接広場に降り注がないように排水に注意して設計しましょう。
雨の日の参拝者に迷惑をかけてしまう土壌の泥濘化を何とかしたいというご相談がありました。
長く同じ土を使っていると土の粒子と粒子の間の空隙がなくなり、透水性が悪くなります。
その場合、土を掘り起こして掻き混ぜ、空隙を作ることや、土の入れ替えをしますが、それだけでは十分ではありません。
つまり、泥濘化対策としては、根詰まりの原因となる土の細かな粒同士を団粒化し、水を通し易くしておくことや、埃を防ぐ保水性を確保しておくことが大切だからです。
ジオベストは、この土壌の泥濘化や土の流失を防ぐために、用途に応じて硬さなどが調節できます。
また、泥濘化は、こうした土壌改良だけでなく暗渠などの排水設備の点検や水勾配の確認をお忘れなく。
ドッグランを土で整備する時、注意しなければならないことは、自然の土壌はすべて安全とは限らないという前提に立つ必要があります。つまり、日本は火山国であり、土壌には元来各種鉱物に起因する重金属類が多く含まれている可能性があるからです。
よって、新たな土地を自由に愛犬と楽しく遊べる場所にするには、愛犬が土をなめたり寝転がったりするので、犬にとって安全性と快適性を兼ね備えた場所に整備する必要があります。
その点、ジオベストの土舗装については、固化材の主成分が酸化マグネシウムなので、動植物に負荷を与える有害物を溶出しないだけでなく、微量の有害重金属(鉛、六価クロム、砒素、カドミウム、水銀、ふっ素、ほう素、シアン、セレン)等を不溶化できる材料なので、愛犬がより安心して遊べるような場所にすることが出来ます。
愛犬を遊ばせる快適な土舗装については、「犬にやさしい柔らかな土質にしたい」、「穴を掘らない程度に固くしたい」、「雨が降ってもドロドロにならないようにしたい」、「管理がしやすい程度に固めたい」、「衛生面で、雑草が生えると、ノミ・ダニが生息するので土にしたい」などのさまざまな要望があります。
土壌の固さについては、ジオベストの配合比で調整できますので、ご相談ください。
また土舗装の仕上げについても、「表面をブラシで均して自然の土のように仕上げたい」とか「土の粒が浮かないようにしっかり固めたい」といったさまざまな要望がありますが、施工方法を工夫することで施主さんの希望に応えることができます。
ドックランは、エリアによって芝と土との組み合わせや、広場を芝にして通路を土舗装にするなど、さまざまな工夫で、管理しやすい安全で快適な場所にすることができます。
砂浜の侵食は、土砂の供給量不足などによって起きます。
原因としては、ダムや砂利採取といったことが思い浮かびますが、海砂の採取などによる砂の漂砂不足や海岸の構造物などによっても影響を受けます。
砂浜侵食によって、日本では毎年160haもの国土が失われていると言われています。
よって、保全対策として、他の場所から砂を運んできて投入する養浜が行われています。
また、石川県の「千里浜再生プロジェクト委員会」では、金沢港の浚渫土砂を海上投入し漂砂によって千里浜に砂を供給するシステムなどの検討を行っているところもあります。
砂浜の侵食は、海水浴場としての利用ができなくなるだけでなく、観光地としての景観にも大きな影響を与えます。
そこで、酸化マグネシウム系土舗装固化材「ジオベスト」を利用して、砂浜の侵食により、剥き出しになった露岩を海岸の砂と混ぜて覆い、安全対策を施したり、海水浴場の歩道の整備や侵食防止を行なわれています。
つまり、海の水と海岸の砂にジオベストを混ぜるだけで固めることが出来るので、施工が簡単であることと、
砂は海岸のものを利用するので、他から土を持ち込まなくてすむので、土の運搬費がかからず、海岸の土質を変えることがなく施工できるというメリットがあります。
左の写真は、2008年2月に愛知県にて行った防草処理施工前の写真です。
雑草の成長には、温度、光、水分、土壌環境等が大きく関与し、特に最後の土壌環境(成分、養分、土壌微生物、硬度)が重要です。植物に必要な養分は、16種類の元素からなり、O(酸素)、C(炭素)、H(水素)、を除く13種類が根から吸収されます。
さらに 植物の根の成長は土壌の硬さに左右され、山中式土壌硬度計による硬度指数27mm以上で成長が困難になるとされています。
酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」の防草のメカニズムは、この土の表面硬さで雑草の発芽をさせないようにする以外に、特徴として、土中のリン、窒素を酸化マグネシウムにより不溶化する事で養分が無い土壌にすることが上げられます。
添加し実際に土中の不溶化率を実験したところ、ジオベストを10wt%た時の養分の不溶化率は、窒素の約70%、リンの約80%を固定化でき、雑草の発芽の抑制が出来ました。
また、下層の未処理土壌に根を張る植木には影響を与えないので、安心して防草処理ができます。
土舗装の材料土は、通常、真砂土を主体にしていますが、
ジオベストの場合は、ローム質土や現地発生土(黒ぼく土、褐色森林土、真砂土、赤土など)の利用が可能です。
よって、ここでご紹介するのは、
京都を代表するお寺「銀閣寺」境内の白川砂を使った土舗装です。
慈照寺の門から庭園を結ぶ入り口の道の両側の垣根は、銀閣寺垣(ぎんかくじがき)と呼ばれています。
その通路には白川砂を敷詰めてあり、同じ仕様で土舗装を仕上げることが求められた為、現地発生土を固めることが出来るジオベストが選ばれています。
また、現地土に対応出来ること以外に、環境に負荷を与えないことと、土の色が舗装によって変わらず、白川砂の風合いが再現できることから、景観対策としても最適な土舗装固化材といえます。
突発的な大地震や豪雨による災害現場では、安全性が十分検証されないまま盛土等の仮設土構造物が造られているケースが多くあります。
また、良質な砂が入手できず、湧水等で泥状化した土を改良して使用せざるをえないこともあります。
しかし、だからといって、仮設構造物は一時的なものだからと、撤去を前提としたものにするのではなく、なるべく仮設構造物を利用して本工事に利用できるように手戻りを回避する方がいいわけです。
こういった災害現場では、安全性(二次災害を含む)や運搬・撤去等の現場スペースを考慮した資材が求められており、酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」であれば、仮設道路の建設、埋戻しなどさまざまなところに利用できます。
これまでの固化材では、アルカリ水処理、事前の六価クロム溶出試験が施工上の支障になっていましたが、ジオベストは弱アルカリ性であり、六価クロム等の有害物を含まないだけでなく、汚染土壌に対して、高い不溶化効果を発揮するため、汚染土壌の処理材としても効果的です。
また、材令1日程度で早期強度を確保できることなどから、土砂災害などの対応能力強化にふさわしい材料といえます。
ジオベストは、20kg入りの袋入りです。土砂災害多発期や地震への備えに確保しておきたい材料ですね。
みかげ石は温度変化や風化に強く、水分を吸いにくいので、石の輝きが保たれます。そのみかげ砂とジオベストを現地へ運び入れ、ミキサーで混合してから人力で敷均し転圧した事例です。
一定量を超えた降雨の場合は、表面を雨水が流れるため、導水勾配と側溝は必要になりますが、通常の雨水はほぼ溜まらず浸透します。
真砂土舗装より浸透性が良く、強度は2倍、磨り減りに強いので、庭の景観舗装だけでなく、土舗装の駐車場使用にもご利用いただけます。
2011年に世界自然遺産に小笠原諸島が登録されましたが、その中の無人島「南島」では土壌流失や過剰利用による荒廃が問題になり、利用者が石の上を歩くことで踏圧を軽減する土壌浸食防止策として、現地の土と海水を使って「転石」を固定する散策路の整備が行われました。
そこで選ばれたのが、石を固定するための材料として、環境負荷が少ないジオベストでした。
環境保存のために「持ち込まない、持ち出さない」という厳格なルールがある為、島内に持ち込んだものは、ジオベストのみで、土と海水は現地のものを使用しています。
農道の路肩部及び法面の浸食防止と防草処理を目的とした工法です。
ジオベストは、有害物質の溶出もなく、弱アルカリ性であるため田畑への影響がないことから選ばれています。
降水の被害はありませんが、流水による浸食には耐えることが出来ませんので、アスカーブの設置が必要になります。
撤去する場合、材料が酸化マグネシウムなので建設廃材になりません。
法面同様に田んぼの畦畔に「ジオベスト」を使用して固めることで、水漏れ防止、雑草防止などの対策をすることができます。
「ジオベスト」は酸化マグネシウム系土舗装固化材です。
つまり、中性域にある弱アルカリ性の固化材です。
よって、固めたところからの排水が田んぼに溶出しても植物のみならず田んぼに棲む動物にも影響を与えません。
また、ジオベストの特長である防草効果が発揮できるので、雑草防止にもなり、農作業の軽減化が図れます。
土地改良をされる場合、安心してご利用いただける固化材です。
「ジオベスト」は、中性域にある酸化マグネシウム系土舗装固化材です。
扱いは意外と思われるかもしれませんが、「肥料」です。
よって、農作物に影響を及ぼさないことから、田んぼの畦畔や法面を現地の土と混ぜて固めたり、敷地の防草対策に使用していただいております。
太陽光発電用に敷地を固めた土を農地に戻す場合、
「ジオベスト」で固めた土は産業廃棄物にならず、残土として再使用出来るだけでなく、崩して栄養分を加えれば、元の農作物を育てられる土として再利用できます。
「ジオベスト」で固めた土からは有害物の溶出や強アルカり性の排水がないので、
動植物に負荷を与えず、環境にやさしい土舗装固化材として、
太陽光発電設備の支柱周りや通路の確保、雑草対策に利用出来ます。
環境省が進めてきた自然再生事業の一つである
などでは、遊歩道や歩道に使用する土舗装固化材に
ジオベストが使用されました。
この自然再生事業は、
過去に損なわれた生態系その他の自然環境を取り戻すことを目的とした自然再生推進法によるものです。
自然再生事業は、単に、景観を改善したり、特定の植物群落を植裁するというのではなく、
その地域の生態系の質を高め、引いては、
その地域の生物多様性を回復していくことに狙いがあります。
ジオベストは、自然の土に近い弱アルカリ性の固化材ですから、
実は、貴重な文化財である「原分古墳」の移築工事に、土の色を変えずに自然な色合いが保て、
環境へも配慮された酸化マグネシウム系土舗装固化材「ジオベスト」が採用されました。
充分な強度を持ちながら古墳の持つ独特な色合いが再現でき、移動しても、自然そのままであることが高く評価されています。
酸化マグネシウムは水や空気中の炭酸ガスと反応して徐々に固まります。
だから、強度が最高になるのは竣工時ではありません。実験では、5年も経過すると6N/mm2程度の強度が得られています。
酸化マグネシウムは、セメントのない時代、これに土を混ぜ、セメント代わりとしてそれこそ世界中で使われ、古くは紀元前、ピラミッドや万里の長城の煉瓦の目地材をはじめ、古代ローマ時代の遺跡などにもその痕跡が見られます。
世界遺産であるアンコールワットの修復活動では、日本古来の「たたき」の技術を応用して、左上のバイヨン寺院修復を日本チームが行っています。
通常「たたき」は、土と石灰とにがりを使います。
豆腐のにがりである塩化マグネシウムと、もう1種類は、空気中で焼成された酸化マグネシウムです。
世界的に見直されている日本人の知恵が忘れ去られようとしていた時に、世界遺産修復で逆に海外から注目されている技術なのです。
←左の写真は、秋田県の国指定史跡「伊勢堂岱遺跡」です。約4,000年前の縄文時代後期の環状列石を主体とする遺跡です。
平成6年から秋田県教育委員会が発掘調査を行い、平成7年には直径約32mの環状列石と、弧状の環状列石が発見されました。
遺構面の保護処理は酸化マグネシウムを主成分とする固化剤「ジオベスト」用いて遺構面保護層を作り遺構面を直接大気中に暴露させず、温度変化や風雨から遺構面を守る工夫がされています。
伊勢堂岱遺跡は「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」として、人類共通の貴重な宝として残すべき遺跡と考えられており、現在、世界遺産登録を目指しています。
「お墓が山の上にあるので資材を運ぶのが大変だけど、草が生えないようにしたい。」
といった要望や
「現場が山の谷間にあるため、大きな機械や大量の材料が搬入できない。」といった理由から、
「ジオベスト」と最低限の機材のみを現地に運んで土舗装や登山道・遊歩道の修復をすることがあります。
つまり、固化材のみの運搬と現地の水さえあれば工事にとりかかることができる「ジオベスト」は効率的な土舗装や補修の資材なのです。
登山道や遊歩道の修復は、
景観の自然性を高めるために、
倒木や自然石を使って
自然に同化するように
修復保全することが求められます。
よって、
「自然石や木の固定」、
「路面安定」、
「浸食を防ぐ流水や土砂のコントロール」
をするために、
現地の土とジオベストを混ぜて
土舗装の材料や修復保全材料として使っています。
登山道や遊歩道の修復は、
ほっておくと浸食が拡大する一方なので早めの対策が必要です。
また、登山者が安心して登れるよう、
安全な通路の整備のためにもお役立ていただけます。
左の写真は施工半年後の写真です。
かつての日本の家には、土間がありました。
材料は土と石灰と天然のにがり。
しかし、昔は近くで手に入る材料で職人の経験と知恵で造っていたので施工方法がマチマチでした。
叩き土間には、「土」の温もりがあり、土が湿度や温度調節をしてくれるという省エネの工夫が見直されていることから、現在でも伝統の土間をたたきで仕上げたいという要望があります。
固める主要材料はというと、代表的な消石灰は安くて経済的ですが、土を固めることは出来ても、強度が弱く、水に弱いという弱点があります。
そして、強アルカリ性なので、環境にやさしいとはいえません。
そこで、石灰の代わりに弱アルカリ性の酸化マグネシウム系「ジオベスト」が選ばれています。
にがりは使用しません。
ジオベストは締め固めれば固めるほど強度がアップします。
少し固練りにして、叩いて固めることは同じですが、転圧の機械であるプレートやランマーを使って、早く少人数で仕上げることが行われています。ジオベスト15%配合で、材令28日の圧縮強度は8N/㎟以上になります。
太陽光発電による再生可能エネルギーの固定価格全量買取制度が7月1日スタートしました。
よって、太陽光パネルの価格競争の激化や太陽電池のシステム設計や施工に注目が集まっています。
しかし、見過ごされがちなのが、保守対策としてのメガソーラー敷地の防草です。
敷地の雑草対策として酸化マグネシウム系土舗装固化材「ジオベスト」で防草対策を行うと、5年以上の防草が可能になります。
「ジオベスト」は、環境にやさしい弱アルカリ性の固化材なので、動植物を殺すことがなく安全です。よって、周辺の地域にも迷惑をかけることがありません。
この「ジオベスト」の防草の仕組みは、雑草が育つ栄養分(窒素やリンなど)を不溶化することにあります。
よって、重金属類などの有害物質を含まないため、例え太陽光発電を止めても、産業廃棄物にならず、肥料を加えれば野菜を育てられる土に戻ります。
メガソーラーの敷地を防草対策せずに土のままで放置すると、半年も経過しないうちに雑草が生え、草刈りに苦労することになります。この「ジオベスト」の防草対策の費用は、敷地面積によりますが、大規模になると、直工費材工共で㎡当り1500円~になります。
運動場や公園などの広場では、真砂土のみの場合、梅雨時期の降雨によって、ぬかるみや土砂の流出が発生します。
流出が起きやすい場所の土とジオベストを均一に混ぜ、転圧することで、簡単に流出しない程度に固化することが出来ます。
また砂塵の飛散防止や浸食防止にも効果があります。
左の写真は、校庭緑化がされてない部分の土砂流出が起きているところです。
是非、お試しいただきたいですね。
また、運動場のような土壌が流出しやすい場所だけでなく、土壌汚染が進行している工場跡地のような場所では、有害物質の溶出を防いで固化するといったこともできます。
左は、ジオベストで土壌の改質を行ったあとのグラウンドの写真です。
「ジオベスト」を枯らしたくない植栽の周辺土に混入させたら枯れてしまいますか?
花壇内で使用したい場合は、どのような施工をすれば宜しいでしょうか?
このようなご質問をいただきました。
ツツジを植えたけれど周りに雑草が生えてきて困っているといったお話をよく聞きます。
その場合は、植栽の周囲にある土に「ジオベスト」を混ぜていただき、足で踏んで、写真のように表面を整えてもらえば雑草の防止ができます。
次に、植栽の幹のどの程度まで近づけることができるかということになりますが、
ジオベストで混ぜた混合土も透水性があるので植栽に水を供給することができます。
しかし、幹が育つためには、幹と混合土の間に少し空間をとる方がいいと思いますが、あまり取りすぎると雑草が生えてきますので注意が必要ですね。
花壇内で使用する場合は、雑草を取り除いて、「ジオベスト」と真砂土などをあらかじめ混合してあるジオミックスを敷き均しされるのが手軽です。
植栽の周りに敷き詰めたら、軽く転圧をして散水をしてください。これで雑草に悩まされることはありません。
「ジオベスト」は、左のイラストのように、土に含む養分(窒素・リン・カリウム)をジオベストの主成分である酸化マグネシウムと化学反応を起こさせ(不溶化)、雑草の発芽を抑えることができます。
よって、雑草の発芽を抑えるのなら植栽を枯らすのではと考えがちですが、
植栽は下層の未処理土壌に根を張る植栽には影響を与えません。
安心してご使用いただけます。
学校や幼稚園のグラウンドの人工芝の下地工事として、ジオベストによる固化を行っています。
左の写真は人工芝の下地工事として実施した事例です。
・アスファルトやコンクリートに比べて土を固めているので、衝撃を吸収し弾力性のある人工芝になり、子どもたちにやさしい環境づくりが可能です。
また、下地が土なので、アスファルトやコンクリートのような照り返しがなく、適度な保水性があるため、表面温度を低く保つことが出来、ヒートアイランド対策になります。
・現地の土を使って固めることが出来るので、残土処理費が低減化できます。
10年後に人工芝を取り替える場合、固めた土にジオベストを加えて再利用したり、人工芝を止めてもジオベストで固めた土は、産業廃棄物になりません。
・セメントを使用してないので現地土と混ぜても六価クロム汚染の心配がなく、自然の土に近い弱アルカリ性ですので、自然環境に負荷をかけません。
中央分離帯とは、「道路の中央部に存在し、車線を往復の方向別に、構造物によって分離するための道路施設である。」とあります。
車道面より少し高くし、植木やフェンスを設けたりします。それらには、道路景観の向上や安全でスムーズな走行などの交通安全上の役割があります。
しかし、この中央分離帯の植木が道路にはみ出したり、下部の雑草が伸びて見通しを遮ったりして、道路交通の支障となるといった問題が発生しています。
よって、適時、刈り込みや除草をして、適正な維持管理をする必要があるわけですが、雑草の生長する勢いに除草作業が追いつかなかったり、車道の中央にあることから危険作業になるので放置されがちになります。
そこで、その対策として、ジオベストを使用した防草が求められています。
土系舗装をするほどの多くの固化材を必要とせず、人が歩くわけではないので、固く転圧をする必要もありません。
一度防草処理をしてしまえば、数年は雑草に悩まされることがなくなり、コストパフォーマンスが高くなります。
雑草が生えているとゴミが投げ込まれて、ますます汚くなっていくので、きれいに維持していくことは大切ですね。