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土舗装は降った雨がそのまま地下に浸透する透水性があるから排水会所は必要ないと思われがちですが、少量の雨ならともかく雨が集中して降ると、透水性があるからこそ排水会所が必要になります。
土舗装に限らず、雨は排水勾配や側溝があれば水が溜まることはありません。しかし、雨が降ると滞留する場所があると、土舗装の表面に水がなくても土舗装の内側に溜まって不具合を起こすことがあります。よって、施工前に現地を調査して、排水を助ける暗渠配水管や排水会所を設置しましょう。
排水会所は、排水枡、雨水枡、街きょ枡とかいろいろな種類や呼び方がありますが、ここでいう枡は、雨水の集水・排水を目的とした枡です。
平坦な場所以外でも、さまざまな場所から流入してくる水への対策が必要です。
特に寒冷地方では、この雨水が溜まった水が凍結すると、土舗装の表層部が剥れたり、表層に近いところから破壊し、土舗装全体が劣化していくことになるので要注意です。
土舗装の表面の凍結は、表面が氷でシールされた状態になるので、凍結が進行すると未凍結水のわずかな移動でも、土舗装が破壊することになります。
寒冷地方では、土舗装の表面が剥れてザラザラになっているのをよく見かけます。
土舗装は、舗装材を敷均し転圧するだけの工事なので、むしろ簡単な工事ですが、水の排水や滞留が起こらないように、事前の工事として、下地の整備こそが重要となります。