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実は、左の写真は、上からジオベストによる真砂土舗装の施工前(路盤)、施工直後、施工後4年5ヶ月が経過した園路の写真です。
何の問題もないように見えますが、一番上の路盤を見ていただくと、U字溝と土系舗装の表面が面一になっていて、透水した水がU字溝には流れず、路盤の下に吸い込まれる以外に抜け道がない構造になっています。
コンクリート舗装やアスファルト舗装のように排水性舗装の場合は、このU字溝で構いませんが、透水性舗装である土系舗装の場合は、側溝の側面に排水プレートが必要です。
この園路には下方に向けて勾配があるので、透水した水が下に向かって流れるため、水の滞留は発生しておりませんが、勾配がない園路の場合、水がU字溝の縁で遮断され、滞留、または土系舗装の上を水が流れ、コケが生えてきたり、ひび割れ等の不具合の原因となります。
凍結する寒冷地であれば水の膨張で土舗装が破壊される恐れもありますので、注意が必要です。
側溝は透水性舗装に適した構造のものにして、排水に注意することで土系舗装の長寿命化を図っていきましょう。