固化材とは - ジオベスト

固化材とは

一般的に固化材というと、土木用語では、「路床、路盤、の安定処理を目的に、土などに添加するセメント系あるいは石灰系の安定材」のことを指します。よって、これらは、建設発生土や泥土の固化、軟弱地盤の改良、河川ヘドロなどの固化に使われてきました。そして、土舗装にも使われています。

 

しかし、セメント系あるいは石灰系の固化材は、比較的簡便かつ低コストで大量の処理ができるというメリットがある一方で、固化材に含まれる微量の六価クロム等の重金属類の溶出の不安や処理後の土壌が強アルカリになるデメリットがありました。また、汚染物質によっては、固化・不溶化効果がみられない等の問題点がありました。

 

そこでこれらの問題を解決するために新しく開発されたのが「酸化マグネシウム系固化材」です。

重金属等に汚染された土壌に酸化マグネシウム系固化材を添加して固化すると、汚染物質が不溶化・固化され、土壌溶出量基準(土壌環境基準)以下で固めることができます。

 

もちろん、酸化マグネシウム系固化材は有害物質を含まず、弱アルカリ性で、国が定める(基準34品目)溶出試験にすべてクリア―しているので、環境負荷を低減させることができます。

ジオベストはこうした特徴を持つ「酸化マグネシウム系固化材」を、土舗装固化材として機能強化した材料です。

 

エコロックは建設発生土・泥土等の固化材として、エコアースは高濃度汚染土壌に対して高い不溶化効果が発揮できる商品として発売しております。

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