「防草テープ」とは、道路等の舗装と(コンクリート)構造物の空隙に雑草が繁茂するのを抑止するテープ状の防草目地材です。これまでは、人力除草を行っていましたが、毎年数回の除草作業が必要であり、アスファルトが破壊されるなど、除草以外の経費もかかっていました。防草テープを施工する事で、多くは(機械刈りが困難で)手作業に頼っている箇所の除草が長期に亘って軽減出来ます。
よって、防草テープは、主として道路維持管理・道路改良工事に使用します。
国土交通省 新技術情報提供システムNETIS登録 (KT-050035)
1)道路維持管理・除草工事(舗装と歩車道境界ブロック等の構造物との空隙に繁茂する雑草の抑止)
2)道路改良工事(既設・新設を問わず前記等の箇所の雑草抑止)
3)施設等の維持管理工事(施設建物基礎部や鉄塔・橋梁・擁壁と舗装との接点に繁殖する雑草の抑止)
■お奨めのポイント
・防草テープを施工する事で、多くは(機械刈りが困難で)手作業に頼っている箇所の除草が長期に亘って軽減出来ます。
・耐候性・耐摩耗性に優れた材料を使用することで長期(5年以上)の雑草抑止が可能となり、雑草の根による歩道部アスファルトの破壊を軽減できます。
種類は、下の写真の「防草テープ75」と「防草テープ150」2種類です。
プライマーは、防草テープ75の場合、0.5リットル、防草テープ150の場合、1リットル使用します。
■納入価格
※防草テープの色はグレー半透明のみです。ご連絡をいただきますと、送料を含めて御見積もりをさせていただきます。
粘着剤は、テープそのものにもついておりますが、固定するには、長期的な耐久性を考慮して、プライマーのご使用を
お奨めしております。
※防草テープの「承認願い」の準備もしております。
下の写真は防草テープ施工後、約6年経過したところの写真です。
雨水流入や車の風圧によるめくれが一部に見られますが、テープの劣化は見られません。
よって、しっかり圧着すればテープの耐久性には問題がないといえます。
下の写真は防草テープ施工後、約7.5年経過したところを撮影した写真です。
テープ自体の耐久性に問題は見られません。しかし、7.5年も経過すると、一部剥離して雑草の生えている部分もあります。多くの場合、防草テープの劣化というより、施工方法が雑であったことによる不具合の発生、接着面の経年劣化が原因と思われます。
よって、圧着不良が起きないように、しっかり固定することが望まれます。